三豊市広報に掲載 【創業者特集】

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三豊市広報2015.12.1
三豊市広報に掲載 【創業者特集】
会社員から整体の道へ
北野さんは、豊中町出身で、高校を卒業後、県外の大学に進学。大学ではスポーツ健康学部を専攻していましたが、いろいろな経験がしたいと、東京のIT企業にシステムエンジニアとして就職しました。
「就職して2年くらいたったころ、都会のあわただしい毎日に、『今の仕事が自分に合った仕事なのか』と真剣に自己分析しました。そのとき、本当は自分で道を切り開ける仕事をしたいと気づいたんです」
北野さんは2年間務めた会社を辞め、以前から興味のあった整体の専門学校へ通いました。
「前の会社での蓄えを全て専門学校の入学金に充てました。生活環境は以前とは比べものにならないくらいひどくなりましたね。昼間は日雇いの仕事をして夜は学校という毎日で、本当に生活するのもやっとでした」
1年間がむしゃらに勉強し、整体の知識と技術を習得すると、すぐさま帰郷し、実家の一部を利用して整体院を開業しました。当時、整体院としてはまだ少なかったホームページで利用募集を出したところ、県内から問い合わせが相次ぎました。経営も本格的に軌道に乗り、実家の隣に施術所を構えることができました。

広報12月号特集最終校正(02-07)_ページ_2
O脚で悩む人をなんとかしてあげたい
整体院に来院する患者さんで、日頃の姿勢の悪さからO脚になり、腰痛を発症するなど、スタイルに悩みを抱えている女性は少なくありませんでした。
「当初、O脚で悩む人にはタオルやゴムバンドなどを使った運動を勧めていましたが、運動するための準備に手間がかかり、途中で断念する人もいました。そこで、もっと手軽に取り組める方法はないかと、器具(スタイルアップレグール)を考案したんです」

市の制度を活用して製品開発
考案したアイデアを製品にするため、北野さんは県の発明協会に相談しました。自分のアイデアと類似する特許がないことが絶対条件なので、知的財産権取得についてアドバイスを受けました。結果、類似する特許がないことを確認し、「三豊市知的財産取得支援補助金」を活用して特許を出願し、無事取得することができました。
製品開発には、香川大学工学部の協力のもと取り組みました。一言で製品開発といっても開発にはお金がかかります。三豊市には、やる気のある中小企業に対して新製品開発を応援する制度「がんばる企業応援事業補助金」があります。この制度を活用して資金問題を解決していきました。北野さんは、ほかにも「みとよ創業塾」、「よろず支援拠点」などの機関を活用し、専門家の人たちにアドバイスを受けながら製品化に成功ました。
「本業の整体を続けながらの製品開発でしたので、想像を超える忙しさでしたね。たくさんの人の協力や家族の理解と支えがあったからこそ生まれた製品です」

三豊から世界に発信
現在、結婚して3児の父親の北野さん。
「整体を受けに来る患者さんとの会話の中で、『孫が高校を卒業して県外に行くんよ。多分そっちで就職するんやろねぇ』という話をよく聞きます。優秀な人材が次々と市外へ出て行く現状をなんとかしなければなりません。私は、若者たちが故郷で働きたいという希望がもてるよう、三豊から日本、そして世界に向けて発信できる事例になりたいと思っています。」と、力強く話してくれました。

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ABOUTこの記事をかいた人

LEGOOL(レグール)開発者。 株式会社オスモティックジャパン代表取締役社長。1982年生。順天堂大学スポーツ健康学科卒業後、身体均整法学園入学。2007年「きたの均整院」開院。 ツボや経絡に代表される東洋医学の活用法と、西洋医学の神経系の分布に基づいた運動学、オステオパシーの手技を取得し、ボディーデザイナーの称号を得る。また現在注目のオスモティックセラピーを独自で開発し、ミラノコレクションモデル、日本代表アスリートからの支持を得ている。